夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

2019-11-05から1日間の記事一覧

グレート・ギャッツビー 対訳 第一章-6

グレート・ギャッツビー 第一章-6 ところで、我慢強さを誇りにしてるだけじゃなくて、自分の限界に気づいてることも言わないとね。その人の振る舞いが、固い岩を基盤にしていようと、ジメジメした沼地を基盤にしていようと、そんなことどうだって良くなる限…

グレート・ギャッツビー 対訳 第一章-5

グレート・ギャッツビー 第一章-5 それでも、人を色眼鏡で見ないという処世術は無限の希望になった。今でも、この教えに背いたら何か大事なことを忘れているような気分にちょっとなる。傲慢といえばそうなんだけど、親父が言ったとおり、そしてオレも言っち…

グレート・ギャッツビー 対訳 第一章-4

グレート・ギャッツビー 第一章-4 でもオレから人の気をひきたいと思ったことはほとんど無かった。むしろ、向こうにチラチラと友達になりたいというような気配を感じようものなら、眠ったフリをしたり、他の事で忙しそうにしたり、失礼な態度をとったりした…

グレート・ギャッツビー 対訳 第一章-3 嗅覚、直感力は心の力🐶🐶🐶

グレート・ギャッツビー 第一章-3 変わり者は、まともなヤツがそんな努力をしてるのを素早く嗅ぎとってそばに寄ってくるよね。その結果、大学では八方美人というひどいあだ名がついてしまった。まだ相手を知りもしないのに、常識外れの男たちが心に秘めてき…