グレート・ギャッツビー 対訳 第一章-4
グレート・ギャッツビー 第一章-4
でもオレから人の気をひきたいと思ったことはほとんど無かった。むしろ、向こうにチラチラと友達になりたいというような気配を感じようものなら、眠ったフリをしたり、他の事で忙しそうにしたり、失礼な態度をとったりした。若い野郎が親しげに悩みを打ち明けたりとかそんな時使う言葉だなんて、どうせどっかからの借り物だし、見栄とかで押さえつけられてて本音なんか吐くわけないし。
Chapter 1-4
Most of the confidences were unsought--frequently I have feigned sleep, preoccupation, or a hostile levity when I realized by some unmistakable sign that an intimate revelation was quivering on the horizon--for the intimate revelations of young men or at least the terms in which they express them are usually plagiaristic and marred by obvious suppressions.
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Most of the confidences were unsought
Confidence は誰かに頼れるというような信頼。unsought は求めていない。ここでは色々頼られてるけど天然だった、意図してやったわけではないって感じ。
and marred by obvious suppressions.
最後にsuppressions で鬱屈してるって意味だけど、なんで鬱屈してるんだろ? 鬱屈してるから本音が出せないだって。若い男が打ち明け話をする時本音を言えないという状況から考えて、見栄とか?と思ったので入れておいた。