夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

最近のシドニーの状況

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シドニーでコロナが猛威を奮っている。

頭が痛いので、何人新規感染者とかいう数字は見ないけどすごいことになっていると思う。

 

待てよ、この機会に調べようか。記録に残るしね。

1月10日の時点でNSW州新規感染者が1日あたり25,658人。

週平均が1日あたり32,747人。オーストラリア全体で感染者は114万人。

 

これまで身近に感染した人はいなかった。友だちの知り合いのお母さんが。。。とか、そういう感じだった。でも、今回は職場に2人感染者が出た。2人とも家族から感染。職場は閉じることがない。

 

最近、スーパーに物が少ない。夕方だから?とか思っていたけど、そうではなくて、トラックドライバーとか、いろんな人が次々と感染して物流が動きにくいのと、みんなが自分がかかった場合に備えて買いだめをしているからだそうだ。

 

コロナ簡易テストキットが手に入らない。どこも売り切れている。他の国では$2から$4ぐらいなんだそうだが、オーストラリアでは堂々の$49.95 らしい。シドニー庶民の感覚では5千円ぐらいの重み。医療機関での検査は長蛇の列で、3時間待ちは普通で7時間待ったという話も。

 

不満が政府に向けられている。ワクチンも受けた、ソーシャルディスタンスも保った、ロックダウンも我慢した、それなのになんでこの事態?政府は何をしているのかというツイートをたくさん見た。

 

そうなんだよね。でもこれはコロナと人間との戦争だから、政府の力だけでどうにかなる問題ではないと思うんだよ。とりあえず、しっかり寝て、栄養をつけて、蔓延しているコロナウイルスに自分が勝たないと。コロナは絶対に終結するから、落ち込むことがあっても前向きでいたい。

 

最近のニュースで言ってたけど、オーストラリアの専門家は国民の6割がコロナにかかると予測してるんだって。これは自分がかかるのも時間の問題かもしれない。食料を買いだめしとこっと🤫

赤ちゃんをあやすハスキー犬

youtu.be

 

ピーターパンのお話に子守犬が出てきたよね?

それはお話の中だけと思ったら、本当にいた😄


YouTubeのコメント欄から。ちなみに赤ちゃんがデイジーで犬がミリーね。

 

So beautiful. Daisy hugging Millie is an incredible picture. You have warmed my heart this morning. Such an incredible family of human and dogs.

とても美しい光景。デイジーがミリーを抱きしめている様子なんて、奇跡のようです。今朝は心が温まりました。素晴らしい人間と犬の家族。

 

He eyes dripping with love while looking at the baby. So beautiful bonding.

赤ちゃんを見ながら愛にあふれた目をしてる。とても美しい絆ですね。

 

Millie has such gentleness in her eyes. She is going to adore the little girl XX

ミリーの目には優しさがあるね。彼女はこの女の子をさぞ可愛がることでしょう。

 

Those two process a little souls were meant to be together in this world. Bless you for making it happen.

この2つの小さな魂は、この世界で一緒になるべくしてなったのですね。それを実現させたあなたに祝福を。

 

My heart is filled with joy after watching this!!

これを見た後、私の心は喜びで満たされています!

 

英語のコメントを日本語に訳すとちょっと大げさ?という気持ちになるけど、まぁそこはご容赦を。450万回再生された大ヒットビデオなので、みんなが喜んでいるということで。

 

意味を取り違いやすい英文

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広告に出てた😄

そのまま使うとまずいかもしれないから、名前を変えるね。

Jane was married with a young boy in the fourties. 

さて、どういう意味?

直訳すると「ジェーンは40代で結婚し、幼い男の子がいた」となり、結婚して子どもができたと取れないこともないけど。。。幼い子ども(男児)を連れて、40代で結婚したと取るのが正しいと思う。

 

少なくとも40代の若い男性?と結婚したわけではないです。

広告では、こう取ると思ったのかな?回答は会員じゃないと見れないみたいだったので、見たわけじゃないです。

対訳 ベンジャミン・バトンの奇妙な実態 6-2 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON

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ニューヨークの新聞の日曜版の付録には、ベンジャミン・バトンの顔が魚や蛇に、そして最後には真鍮の体にくっつけられた目をひく漫画を載せて、この事件が大きく取り上げらた。彼は、センセーショナルに「メリーランドの謎の男」と呼ばれるようになった。しかし、本当の話の方は、たいていそうであるように、ほとんど売れなかった。

The Sunday supplements of the New York papers played up the case with fascinating sketches which showed the head of Benjamin Button attached to a fish, to a snake, and, finally, to a body of solid brass. He became known, journalistically, as the Mystery Man of Maryland. But the true story, as is usually the case, had a very small circulation.

 

対訳 ベンジャミン・バトンの奇妙な実態 6-1 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON

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6ヵ月後、ヒルデガード・モンクリーフ嬢とベンジャミン・バトン氏の婚約が知られると(「知られる」と言ったのは、モンクリーフ将軍が正式に発表するくらいなら剣に倒れると宣言したからだ)、ボルチモア社交界の興奮は最高潮に達した。ほとんど忘れられていたベンジャミンの誕生秘話が思い出され、三文小説が書かれたり、驚くような手段をとってスキャンダルの風に乗って送り出されたのだ。ベンジャミンは本当はロジャー・ボタンの父親であるとか、40年間刑務所に入っていた弟であるとか、ジョン・ウィルクス・ブースが変装しているとか、ついには頭から小さな円錐形の角が2本生えているとまで言われるようになった。

 

VI

When, six months later, the engagement of Miss Hildegarde Moncrief to Mr. Benjamin Button was made known (I say “made known,” for General Moncrief declared he would rather fall upon his sword than announce it), the excitement in Baltimore society reached a feverish pitch. The almost forgotten story of Benjamin’s birth was remembered and sent out upon the winds of scandal in picaresque and incredible forms. It was said that Benjamin was really the father of Roger Button, that he was his brother who had been in prison for forty years, that he was John Wilkes Booth in disguise—and, finally, that he had two small conical horns sprouting from his head.