夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

使える英語 スティーブ・ジョブズのスピーチ 1

このスピーチは有名ですごくいいんだけど、ちょっと難しいから少しずつ勉強していこうね。

 

これぐらいの英語が字幕なしでわかるようになると、仕事も英語でできるレベルで、合格だと思う。

 

youtu.be


0:24-1:11

I am honored to be with you today at your commencement from one of the finest universities in the world. Truth be told, I never graduated from college and this is the closest I’ve ever gotten to a college graduation. Today I want to tell you three stories from my life. That’s it. No big deal. Just three stories.

The first story is about connecting the dots.

I dropped out of Reed College after the first 6 months, but then stayed around as a drop-in for another 18 months or so before I really quit. So why did I drop out?

 

I am honored to be with you 

「みなさんに会えて光栄です」ぐらいの意味。気合が入った就職面接とか、使えると思う。

 

Comencement  卒業式 日本だと卒業式って学生時代の「終わり」って感じだけど、英語だと社会に旅立つ「始まり」って感じだね。

 

I never graduated from college.  大学を卒業したことはありません。

前置詞は from  に注意。

 

Truth be told  本当のことを言うと

ジョブズは大学を卒業してないんだね。

 

No big deal.  大げさなものではない。

「ここではそんなに長い話にはならないから安心して」というニュアンス。

この表現はよく使う。職場でも。何かやらかした時、上司から説明を求められて、「No big deal😁」と付け足したり。

 

stories  学校では「物語」って習った気がするけど、「何があったかという一連の話」という意味で、それなりに長さがあれば内容はなんでもOK。talkという単語 でも置き換えられることが多いけど、この場合は公式なスピーチなのでstories の方がしっくりくるね。


The first story is   

「第1点目は。。。」 という意味。紹介する話がもっと短いのであれば、story ではなく、point でいけると思う。

 

connecting the dots

このフレーズを英語で聞くとすぐ意味は取れるんだけど、案外難しいのが日本語を英語にする時だと思う。「点と点を結ぶ」って英語ではなんていう?ほらね、難しいでしょ😸

 

So why did I drop out? 
これは自分への問いかけ?日本語ではこういう言い方はしないけど、英語だとこういう言い方が、聞き手の興味をそそるんで覚えておいてね。みんなに答えは求めてないです 😆



〈だいたいの訳〉

今日、世界で最も優れた大学の一つであるこの大学の卒業式に皆さんと一緒に参加できることを光栄に思います。私は大学を卒業したことがありません。実のところ、これが自分にとっての大学の卒業式に最も近いものです。今日は、私の人生から3つの話をご紹介したいと思います。それだけです。3点だけなので、それほど大したことはありません。

1つ目の話は、点と点を結ぶ話です。

私はリード・カレッジを最初の6ヶ月でつまずきました。その後1年半ほど休学生として籍をおいていましたが、本当に中退してしまいました。では、なぜ中退したと思いますか?