夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

対訳 ベンジャミン・バトンの奇妙な実態 4-3 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON

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クリスマスはどう過ごしてる?🎄 ケーキ🍰を食べてるかな? あ、お仕事ですね😅 自分が住んでいるシドニーはほぼ全てのビジネスがお休みです。日本の元旦みたい。

 

学生課担当者は顔をしかめて、目の前のカードに目をやった。「ですが、ベンジャミン・バトン君の年齢は 18歳となっていますよ」

「それが僕の年齢なんです」 ベンジャミンは少し顔を赤らめて主張した。

担当者は、疲れた様子で彼を見つめた。「バトンさん、まさか私がそんなことを信じるとは思っていないでしょうね」

ベンジャミンは弱々しく笑い、「僕は18歳なんです」と繰り返した。

担当者は、硬い表情でドアを指差した。「出て行きなさい。大学からも町からも出て行きなさい。君は危険な精神異常者だ」

「僕は18歳です」

The registrar frowned and glanced at a card before him. “Why, I have Mr. Benjamin Button’s age down here as eighteen.”

“That’s my age,” asserted Benjamin, flushing slightly.

The registrar eyed him wearily. “Now surely, Mr. Button, you don’t expect me to believe that.”

Benjamin smiled wearily. “I am eighteen,” he repeated.

The registrar pointed sternly to the door. “Get out,” he said. “Get out of college and get out of town. You are a dangerous lunatic.”

“I am eighteen.”