夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

ワルツを聴きながら

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Three O'Clock in the Morning - Wikipedia

グレート・ギャッツビー  6章で紹介される「夜明けの3時」(Three O'clock in the Morning) というワルツ。

最初のイントロで、聞いたことのある節が流れて、あ、家に帰ろう。。。と思ってしまった。

 

1919年に発表されてから、レコーディングを重ねて世界初のミリオンセラーになったそう。(ウイキペディアより) 

 

このビデオは秀作。1920年代のアメリカはすでに車社会に突入していた事がうかがえる。ギャッツビーってこういう時代を生きてきたんだなとしみじみ。

 

世界大戦が終わり1920年代も目まぐるしく変わる時代だったけど、旧社会に縛られているデイジーには、ウエストエッグに代表される新しいカルチャーが下品としかうつらない。でも、ニックは新しいカルチャーの中にロマンチックな事が起こる可能性があると思う。今も先は不透明だけど、これから直面する時代に希望を持ちたい。あっと驚く歓迎すべき客人が訪ねてくるとか?