夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

オーストラリアにこれってあるの?

さて、本題に入ろうか。。。。

わかってはいるけれど書きづらかったこと。

きっと、海外に住みたいって思ってる人も多いと思うんだよね。

自分は子どもの頃からそう思ってたよ。

それで気になるのが、オーストラリアには「人種差別」があるかってこと。。。だよね。

 

自分は無いと思ってた。

だけど、去年、コロナでロックダウンとかいろんなストレスからだと思うんだけど、#MeeTooの

人種差別版がすごく流行って、Twitterでオーストラリアにいて自分も差別されたっていう意見がたくさんあがってたんだ。

 

医者とか確かな地位もあって、オーストラリアで教育を受けているのに差別を感じるとか、何世代もオーストラリアに住んでるれっきとしたオーストラリア人なのに、見た目が白人ではないから、どこから来たか聞かれるとか。

 

自分は日本語なまりも完全には消えないし、どこから来たのか聞かれるのはしょうがないと思ってた。

ある時、バス停でバスを待っていたら、2人のオーストラリア人の会話が聞こえたんだよ。

「ねぇ、君はどこの出身なの?」

「シドニーだよ」

「生まれた国のことを聞いてるんだよ」

「オーストラリアだよ」

「あんたの両親はどこ出身なのかい?」

「だから、シドニーだって言ってんじゃないか!」

「オレはあんたに興味を持って聞いてやってんだよ!なんで怒るんだよ!」

それを見て、なるほどねぇと思った。

オーストラリア人だってどこから来たか聞かれたら、怒るんじゃないか😆

 

シドニーにいると「どこから来たか」ってずっといろんな人に聞かれるんだよね。

これが延々と続く。

見かけがアジア人だから、正確には白人じゃないから、何もしゃべらなくても聞かれる。

調子がいい時は軽く聞き流せるけど、調子が悪い時はちょっとカンベンしてくれよってさすがに思う。

聞く方に悪気はないんだけど、明らかに「君はオレたちとは違うね」って意味だから人種差別にとれるんだよね。

 

でも、道を歩いてて「駅はどこですか」とかオーストラリア人に普通に聞かれるし、職場でもすぐ打ち解けられるし、明らかに「これは人種差別だ!」っていうのは受けたことがないから安心して😄