夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

使える英語 スティーブ・ジョブズのスピーチ 14

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A fellow といえば クラシック映画によく出てくるこのビデオの歌。

 

 

ずいぶん物騒なシーンだけど、マリリン・モンローのキュートなコメディ「お熱いのがお好き」の冒頭。この後、ギャングから逃げるために、ジャック・レモンとトニー・カーティスが女装してミュージシャンのマリリンに会ってから、ギャングとは無縁のドタバタが始まるんだった。

 

昔は誕生日に For He’s a Jolly Good Fellow を歌ってたのかな。調べてみると、昇進、誕生日、結婚式、結婚記念日、子どもの誕生など人生の大きな節目で歌われるんだって。

18世紀に作られたフランスの「マルボロは戦争に行った」という歌が元になり、19世紀には英語の歌詞がつけられてイギリスに広まり、19世紀後半にはアメリカにも渡っていたって。覚えやすいもんね。

 

 

When I was young, there was an amazing publication called The Whole Earth Catalog, which was one of the bibles of my generation. It was created by a fellow named Stewart Brand not far from here in Menlo Park, and he brought it to life with his poetic touch. This was in the late 1960s, before personal computers and desktop publishing, so it was all made with typewriters, scissors and Polaroid cameras. It was sort of like Google in paperback form, 35 years before Google came along: It was idealistic, and overflowing with neat tools and great notions.

 

 

The Whole Earth Catalog  「地球の歩き方」と訳したくなる😝

図書館で調べたけどこの本は無かった😞 ジョブズのスピーチで有名になったためか、改訂されて新版が出ている。

 

one of the bibles of my generation.

自分の世代ではバイブル (みんな読んでる)

 

a fellow  男、やつ

 

It was sort of like Google in paperback form

グーグルのペーパーバックバージョンみたいなもの

 

great notions 素晴らしい考え方

 

 

〈だいたいの訳〉

若い頃、「地球まるごとカタログ」という素晴らしい本があり、私の世代のバイブルの一つでした。これを作ったのは、この近くのメンローパークに住むスチュワート・ブランドという人物で、彼は詩的なタッチでこのカタログに命を吹き込んだのです。1960年代後半、パソコンやデスクトップパブリッシングが普及する前のことで、タイプライターやハサミ、ポラロイドカメラなどを使って作られていました。グーグルが登場する35年前の、グーグルのペーパーバックのようなものでした。理想に満ち、役立つ情報や素晴らしい概念であふれていました。

 

https://youtu.be/UF8uR6Z6KLc