夕焼け色の記憶

翻訳した作品を中心に、オーストラリアから見て思ったことなどをつづっていきたいと思います。シドニー在住

ギャッツビーとフランクリン

久しぶりにベンジャミン・バトンと書こうとしてベンジャミン・フランクリンと書いてしまったのはたまたまなんだけど (https://soraike123.hatenablog.com/entry/2021/11/17/150700) ベンジャミン・バトンの作者であるフィッツジェラルドは、フランクリンから影響を受けてギャッツビー を書いたと言われてるんだよ。ちなみにフランクリンはアメリカ独立宣言の起草者の一人で、雨の中、雷を調べるために命がけでタコを飛ばした人。アメリカでこの実験を紹介する時は「命に危険が及ぶ実験なので絶対にやめてください」と言う注意書きが入るそう。フランクリンが死ななかったのは運が良かっただけだって。

 

さて、ギャッツビー は自己鞭撻のリストを作ってそれに忠実に行動していたよね。

そのエピソードがこちら。

https://soraike123.hatenablog.com/entry/2020/06/05/211401

実はその表がフランクリン自伝に載っているフランクリンの日課と似ていると言われているんだよ。

https://sites.google.com/site/ams205benfranklin/james-gatz

 

ほんとだね。なんか似てる。

この点はアメリカでは有名なようでWEBで調べるといくつか記事が上がってきた。

ギャッツビーとフランクリンは、小説の人と実在の人で同列に並べるのもおかしな話だけど、二人とも違う意味でアメリカを代表するキャラクターになっているよね。