オリンピックの開催
みなさま、お久しぶりです。
万難を排してのオリンピックの開催に、あまりの不運に対する悔しさと、この渦中で国際大会を開く日本の方々の勇気への感嘆と。。。気持ちは複雑で言い表すことはできません。
このビデオは、オーストラリアのテレビ局が制作したものですが、オーストラリアから日本への応援だと思います。ナレーターはオーストラリアのオリンピック水泳競技金メダリストのケイト・キャンベル選手です。
今、自分が住んでいるシドニーもロックダウンで先が見えず辛いのですが、このビデオを見て、あの時はあれだけがんばったんだと思える日が来るように思います。
くれぐれもご自愛ください。
以下ビデオより
For me the Olympic and Paralympic Games are not just about sport. The games bring us together and test the limits of what we can achieve. So after the toughest fight in a generation, a virus that played by its own rules, comes a symbol of the strength and resilience that we built together as a human race.
This July Olympians from all corners of the world will gather together in Tokyo, where the world will reunite to prove the human spirit can not be defeated. Hope has been hard to find. But nations darkened by lockdowns, curfews and quarantines will be lit by the Olympic flame.
Athletes who sacrificed everything for a great unknown will compete on a level playing field not just for medals but the realisation of a dream. It's not about winning but taking part. Simply holding the Olympics will be a triumph for humanity. The threads these athletes wear will tie communities back together and their strength will lift up the heaviest hearts. Tears will flow not just for a single moment but the culmination of the greatest struggle of our time.
We will look back on this in 20 years and think, if we can get through that we can get through anything. Be part of something extraordinary, something bigger than sport.
私にとって、オリンピック・パラリンピックは単なるスポーツではありません。団結を生み、人間の限界を試すものです。この時代で最も過酷な戦いが終わった後には、予想不可能な広がりを見せるウイルスこそが、人類が築いた強靭さと回復力を際立たせることになるでしょう。
今年の7月、世界中のオリンピック選手が東京に集まり、人類の底力を立証するために世界が再結集します。希望は見えてはいません。しかし、ロックダウン、外出禁止令、隔離政策で暗雲が立ちこめた国に、オリンピックの炎が灯ります。
輝かしい未知の世界のためにすべてを捧げてきたアスリートたちは、メダルのためだけではなく、夢の実現のために同じ競技場で競い合います。勝つためではなく、参加(挑戦)するためにです。 オリンピックを開催することこそが、人類の勝利です。アスリートたちが紡ぐ絆は、地域社会でのまとまりを生み出し、彼らの強さは、人々の暗闇に沈んだ心をも励ましてくれることでしょう。流れる涙は試合の一瞬のためではなく、現代の最も過酷な闘争の集大成なのです。
20年後にはこの出来事を振り返り、「あれを乗り越えられたのだから、どんなことでも乗り越えられるはずだ」と思っていることでしょう。どうかみなさん、何か特別なものに、スポーツよりももっと大きなものに挑戦していってください。
